【アプリ操作】操作対象のウィンドウを設定する

どのような機能なのか?

アプリ操作アクションで、ウィンドウを操作するアクションの設定を簡易に行うための機能です。
マウス操作で対象を選んで、枠で囲まれたウィンドウを操作対象に設定します。
この画面でアクションの動作確認を行うこともできます。

設定方法

設定画面を表示する

ウィンドウ操作を行うアプリ操作アクションの詳細設定画面から、「操作対象を指定する」ボタンを押すと、ウィンドウ選択用の画面が表示されます。

ウィンドウを選択する

操作したいウィンドウの上でマウスカーソルを停止すると、オレンジ色の枠が表示されます。
枠が表示された状態でCtrlキーを押すと、操作対象が確定されて枠が赤色に変化します。
Escキーを押すか、「キャンセル」ボタンを押すことで選択を中断できます。

枠が表示されないときは

対象のウィンドウ上にマウスカーソルを重ねてから枠が表示されるまでに時間がかかる場合があります。この場合、マウスカーソルを完全に停止して待機することで表示されます。
アプリによっては、待機していても枠が表示されない場合があります。これは多くの場合、操作対象のアプリが自動操作を許可していない場合に発生し、この場合は操作対象として選ぶことはできません。

操作対象選択後の操作

①対象項目を再選択する


操作対象のウィンドウを再選択します。

②動作を確認


アクションが実行された場合の動作を確認することができます。
詳細については「項目クリック」や「ウィンドウ選択」などのアプリ操作各アクションの解説を参照してください。

③保存


この画面を終了し、現在の選択をアクションの設定に反映します。

操作対象を調整する

上記設定の「操作対象を指定する」で「保存」をし、ウィンドウの設定を行うと、選択したウィンドウを特定する設定情報が以下の項目に自動で入力されます。

①手動で設定する


この項目をチェックすることで以下の項目の編集が可能になります。
アクションの実行結果に影響しません。

②ウィンドウ特定方法


操作対象となるウィンドウを特定する方法を指定します。

⑴「プロセス名」を選択した場合
「⑤プロセス名」で指定した値と一致するプロセス名のウィンドウを操作対象とします。
※「プロセス名」については用語集をご覧ください。

⑵「タイトル」を選択した場合
「③タイトル」と「④ウィンドウタイトル判定方法」で設定した条件に一致するウィンドウを操作対象にします。

⑶「タイトル及びプロセス名」を選択した場合
「③タイトル」と「④ウィンドウタイトル判定方法」で設定した条件に一致した上で、さらに「⑤プロセス名」で指定した値と一致するプロセス名のウィンドウを操作対象とします。

③タイトル


操作対象のウィンドウをタイトルで特定する場合に、判定に使用する文字を設定します。
「②ウィンドウ特定方法」項目で「タイトル」、「タイトル及びプロセス名」のどちらかを選択した場合に表示されます。

④ウィンドウタイトル判定方法


タイトルを使用してアプリを特定する際の判定方法を選択します。

⑴「タイトルを含む」を選択した場合
「③ウィンドウタイトル」に設定した値が含まれているウィンドウを開いている場合に操作対象として判定します。

⑵「タイトルが一致する」を選択した場合
「③ウィンドウタイトル」に設定した値と一致するタイトルのウィンドウを開いている場合に操作対象として判定します。
「②ウィンドウ特定方法」項目で「タイトル」、「タイトル及びプロセス名」のどちらかを選択した場合に表示されます。

⑤プロセス名


プロセス名を使用してアプリを特定する際に使用する文字を指定します。
設定した値と名称が一致するプロセスがウィンドウを開いている場合に操作対象として判定します。

⑥サブウィンドウを検索する


チェックすると、「⑦操作対象設定情報」項目の設定情報をアクション実行時に反映します。

⑦操作対象設定情報


1つのアプリが複数のウィンドウを開いている場合に、特定のウィンドウを指定するための設定を確認できます。
「操作対象を設定する」ボタンでウィンドウを選択した際に必要に応じて自動で値が設定されます。

どんなときに設定を手動で編集するのか?

「操作対象を設定する」ボタンから操作対象のウィンドウを設定した場合、同じアプリを2つ開いていた場合には、どちらを操作するかを指定することができません。

「⑤ウィンドウ特定方法」でタイトルを含む検索方法に設定することで、同じアプリを2つ開いていても、タイトルが異なるのであれば、狙ったウィンドウを操作するよう設定することができます。

【アプリ操作】操作対象の項目を設定する
アプリケーション操作アクションで、アプリケーション内の項目を操作するアクションの設定を簡易に行うための機能です。
【アプリ操作】操作対象のウィンドウを設定する
アプリ操作アクションで、ウィンドウを操作するアクションの設定を簡易に行うための機能です。
【アプリ操作】ウィンドウ選択
アプリを画面に表示するアクションです。 「キー操作」などのアクションと組み合わせて使用します。