どのように使用するアクションなのか?

複数のアクションのセットを、1つのアクションとして独自に定義し、アクションとして配置&実行できます。
同じ処理を複数個所で使いまわしたい時などに使用します。
グループ化アクションと似ていますが、1つの定義を使いまわすことで、修正が必要になったときにその定義だけ修正すればいいので便利です。
グループ化アクションについては以下のページをご覧ください。

同じ処理を複数個所で使いまわしたい時などに使用します。
グループ化アクションと似ていますが、1つの定義を使いまわすことで、修正が必要になったときにその定義だけ修正すればいいので便利です。
グループ化アクションについては以下のページをご覧ください。

【グループ化】グループ表示
複数のアクションをグループ化します。
【定義の作成】設定手順と設定項目解説
定義画面の表示

キーボードのCtrlキーを押しながら、サブルーチン化したい複数のアクションを選択状態にします。

右クリックメニューで「サブルーチンを定義」を選択します。すると、サブルーチン定義画面が表示されます。
各項目の設定方法

①サブルーチン名
サブルーチンの一覧や、フローに配置した際のアクション名などに使われる名称です。
②概要説明
フローに配置した際のアクション概要です。

③入力対象変数
呼び出し元が値設定可能な変数を追加します。
例えば、A、B、Cという3つの変数をサブルーチン内で使っていたとして、Aだけ呼び出し元から値を受け取れるようにしたい、という時は、この「入力対象変数」に「A」を追加します。
④出力対象変数
サブルーチン終了時のサブルーチン側の変数の値を、呼び出し元が受け取れる変数を追加します。
例えば、A、B、Cという3つの変数をサブルーチン内で使っていたとして、最終結果が格納されているCの変数の値だけ呼び出し元へ返す場合は「出力対象変数」に「C」を追加します。
右下の更新ボタンをクリックすると、フロー編集画面の「サブルーチン」に設定が反映されます。最後に画面を閉じて、設定は完了です。
【サブルーチンの配置】設定手順と設定項目解説
サブルーチンの配置

右下に、定義したサブルーチンの一覧が表示されています。ドラッグ&ドロップでフロー図へ配置してください。
サブルーチンの設定

①入力値受け渡し対応付け
サブルーチン側の処理に渡したい値を設定します。
サブルーチン側変数一覧は、サブルーチン定義時に「入力対象変数」として定義した変数が表示されます。
その変数に対して、呼び出し元のどの変数を対応付けるかを設定してください。
出力値受け渡し対応付け
サブルーチン側の処理に渡したい値を設定します。
サブルーチン側変数一覧は、サブルーチン定義時に「出力対象変数」として定義した変数が表示されます。
処理結果として変数から値を取りだし、呼び出し元のどの変数に対応付けるかを設定してください。
設定例

例えば、上記のような設定の場合は、入力値として、呼び出し元の「タイトル」という変数の値を、サブルーチン側の「検索キーワード」という変数に値を設定してからサブルーチン内の処理を始めます。
そして、処理が終わったら、出力値として、サブルーチン内の「検索結果件数」という変数の値を、呼び出し元の「ボリューム」という変数に値を設定しサブルーチンとしての役割を終え、次のアクションへ移ります。
関連マニュアル

【フォルダ操作】フォルダ内一覧取得
指定のフォルダにあるファイルの情報を一覧取得します。

【フォルダ操作】フォルダ圧縮
指定のフォルダをZip形式で圧縮します。