こんなところにRPA!様々な業界でのRPA導入事例まとめ

RPA導入編

こんなところにRPA!様々な業界でのRPA導入事例まとめ

 

そもそもRPAとは

昨今の働き方改革で注目されているRPA。RPAとはRobotic Process Automationの略で、訳すると「ロボットによるプロセスの自動化」という意味となります。
もちろん実際にあなたのPCをロボットが直接操作してくれる訳ではなく、事務的で単調な作業を自動で処理してくれるソフトウェアのことです。作業を定型化させ覚えさせることになるので、イレギュラーの動作が少なくいわゆる「地味で面倒な繰り返し業務」こそRPAの能力が最大に発揮されることでしょう。
あれ?PRAってどんなものだっけ…?となってしまった方は以前こちらの記事で詳しく紹介しておりますので、事例紹介の前にご一読いただければと思います。
さて、それでは早速RPAがどのような業界でどのような活躍をしているのかご紹介いたします!

導入事例

  
事例①商社 

<自動化内容>以前は全て人の手で行っていた、商品在庫の確認や見積もりの依頼、在庫数の確認業務が対象。さらに納期や見積もりなどもロボットが判断し自動で回答や依頼書も自動で送付できるように。
 
<結果>月50時間かけていた業務が5時間に短縮。9割の業務削減に成功。

 

  
事例②小売 

<自動化内容>全て表計算ソフトにて対応していた交通費精算業務と会計システム入力業務が対象。交通費精算では申請された金額を確認するという膨大な作業、会計システムでは金融機関ごとの複雑な作業を自動化することに成功。
 
<結果>業務工数が9割減になることで、空いた時間で別業務の対応が可能に。また、大量業務の人為的なミスの減少や複雑な業務の教育負担の軽減にも繋がった。

 

  
事例③公共機関 

<自動化内容>>細分化された部署で各々のフォーマットでの書類作成をしていたため、業務の統一化の目的で利用。以前は部署ごとで書類作成の手順から異なっており、システムと職員の生産効率を向上させるため、どの部署でも発生する会計事務や資料集計事務などの業務が対象。
 
<結果>数種類の業務を対象に行い、8割ほど時間短縮を実現した業務も。また、RPAを導入することで今現在の業務フローを見直すきっかけとなり、RPAによる業務に限らず仕事をより簡易的に効率的にという意識改革にも繋がった。

 

上記では一般的でどんな業界でもありがちな業務を簡単にご紹介しましたが、もっと具体的な事例もご紹介いたします!

  
事例④地方都市コンサルティング 

<自動化内容>>日々の単純ルーティンである製品受発注の登録、出力集計の業務が対象。エクセルファイルより製品情報(納期、単価など)一覧を取得、専用基幹システムへログインして登録する作業、専用基幹システムより製品情報を抽出、社内報告用資料など作成する作業の自動化に成功。
 
<結果>日々1時間の入力作業が、全てRPAによる自動化で完了する業務となり作業時間は0時間に。空いた時間を顧客連絡対応や新規製品受注対応など、より生産性の高い業務に注力できるようになった。また業後の処理作業として対応していたものも多い為、残業抑制にもつながった。

 

  
事例⑤メディアプロモーション 

<自動化内容>人の手でコピー&ペーストで対応していた、マーケティング記事データ(タイトルや本文、段落ごとタイトル、本文、引用元URLなど)を自社の記事管理システムより取得し、まとめ記事サイトに投稿する業務が対象。また、記事カテゴリーごとにアカウント分けが必要となる為、記事投稿後にログアウトを行い、ルーターの初期化と新しいIPで再接続までを自動化。
 
<結果>以前は1投稿15分程度で約20投稿ほどを処理しており、全体で5時間かかっていた作業時間が0時間に。必要な時間は投稿後のチェックのみになった。お昼の休憩時間などに実行しておけば、午後はチェックから業務開始が可能になり大幅な時間短縮に。

 

いかがでしたでしょうか。
注目されているだけあって、現在では多種多様な業界で利用されているRPA。
あなたの担当する業務や、会社内の業務などで自動化できそうな心当たりはあったでしょうか?
ここで様々な業界の事例をもとに、RPAによる自動化に向いている業務を振り返ってみましょう。

膨大な量の作業
定型的で例外が少ない作業
繰り返しの処理

一概には言えませんが、一般的にこのような業務はRPAの自動化に向いていると言えるでしょう。

RPA導入の極意

実際にRPAを導入する際に失敗しがちな考え方としては導入すればあっという間に面倒な業務が自動化できる!というもの。確かにRPAを使えば、「地味で面倒な繰り返し業務」は実行ボタンを押すだけであとは完了を待つのみです。しかし、そこまで至るには事前の準備が大切となります。それはRPAを勉強するとよく耳にする「シナリオ作成」です。
実際の人間が行う業務をロボットが同じ操作ができるよう、手順を覚えさせる必要があります。
この手順こそが「シナリオ」なのです。単に人間の動きをそのままコピーするだけではロボットを効率的に動かすことができない場面もあります。

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例えば、こちらの記事で詳しく紹介している見込み客リスト作成。人の手では一つずつリンクを開いて、必要な情報をコピーして、エクセルにペーストする…という作業ですが、実際にRPAで自動化する際には全てのリンク先の情報をあらかじめ一覧として取得する流れとなります。このように、効率的な自動化を産むためはシナリオ作成には考え方の慣れが必要です。
シナリオ作成に慣れるためには小さな業務から自動化を行っていくことこそがRPA導入成功のカギとなります!

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